BLS(ガイドライン2015)

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 心肺蘇生法国際ガイドラインは心臓突然死、急性心筋梗塞(急性冠症候群)、脳卒中に対応した救命救急処置の国際統一ガイドラインです。
 ガイドラインは2000年に発表され、以来5年ごとに改定がおこなわれ2005年、最新版は2015年となっています。
その策定にはアメリカ心臓協会(AHA)や国際蘇生連絡協議会(ILCOR)など世界各国からの救命救急の専門家が過去の報告された論文による根拠(エビデンス)に基いたもので、救急医療における指針として世界各国に受け入れられている。
 日本では日本救急医療財団と日本蘇生協議会(JRC)で構成するガイドライン作成合同委員会が中心となって国際ガイドラインに基づいて日本版ガイドラインを作成しています。

ガイドライン2015のポイント

1.胸骨圧迫は5cm~6cmの深さ
2.1分間のリズムは100回~120回
3.胸骨圧迫では、胸をしっかりと元の位置に戻す
4.胸骨圧迫の中断を最小限に
5.呼吸の確認に迷ったら、すぐに胸骨圧迫
6.119番通報で指示を仰ぐ


BLSの手順

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・JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版  日本蘇生協議会(JRC)

・救急蘇生法の指針2015  厚生労働省(PDF形式)

・ガイドライン2015ハイライト(日本語版) アメリカ心臓協会(PDF形式)


「救急法テキスト」 日本救急蘇生普及協会 発行



ジュニア救急法

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ジュニア救急法とは子供が行う応急手当です。従来、大人が乳児・小児に行う応急手当はありましたが、子供が行う応急手当の講習会を行うのは日本初だと思われます。子供だから出来ないではなく、 子供でも出来る事がある!

例えば、119番通報。救急車を呼ぶ。小学校1年生にも出来ることだと思います。
対象は小学生から中学生です。それぞれ学年に合わせた段階型の内容、時間になっています。
また、小学校、中学校の保健体育のカリキュラムの事も考慮した内容になっています。